初めての薪割

3月も終わりの頃、ノースフィールドへ、ナラの原木が運ばれ始めました。

薪作り始動です!

薪初心者の私には一からの薪作りがとても新鮮です。

チェーンソーで35~40㎝に切り揃えられたナラ。

切断時、刃がスーッと入り見ていて気持ちがいいくらい。

続いて薪割機の登場。

薪をちょうどの位置に置き、レバーを下げるだけ。

どんなものか試しに触らせてもらうと、簡単で面白い!

以前丸太を斧で割る事にチャレンジしてみましたが、力には自信のある私でも歯が立ちませんでした。

斧の使い方やコツがありそうです。

ちなみにこの薪割機、弊社社長が28年程前に購入し今もなお現役。

そしてティンバーウルフジャパンを始めるきっかけとなった思い入れの深い薪割機だそう!

割れた薪はぽいぽい積み上げ、こんな山になりました。

しばらく雨ざらしにし、ひと月程したら薪棚へ積んでいきます。

ここから約2年、充分に乾燥させます。

薪の含水率が15~20%になる期間が約2年!この乾燥こそが薪ストーブをうまく焚く秘訣!

この乾燥を怠ると、不完全燃焼を起こし多くのタールを発生させ、煙突を汚したり寿命を縮めてしまうことになります。

私もこの部分の重要性をしっかり頭に植え付けました。

薪についてさらにお伝えできる様、もっと勉強しなくては。

薪がたくさん積まれた薪棚は、やはりいいですね。

長年ノースフィールドの薪割を担ってくださっている寺本さん。

ご自分で携帯靴ベラを作られたり、パソコンの台にちょうど良い高さの丸太を探していたら、廃材でパパッと作ってくれたりと、とても器用な寺本さん。

いつもありがとうございます。

長かった梅雨もようやく明け、信州の短くも暑い夏を感じ始めている本社事務所より。