Old Car
2017年12月16日
先週の日曜、
ショールーム駐車場からけたたましい爆音が聞こえてきたので外に出ると、
タイヤのついた鉄クズが停まっていた。
この”鉄クズ”の所有者は、壁画アートの第一人者・Beeデザインの山下君であった。
BeeDesign
彼は色々な壁にエアーブラシでオーナー所望の絵を描く仕事を主に、物のデザインも手掛ける。
大相撲の上松町出身の御岳海関の化粧廻しのデザインもした。
彼の門下生も多く、木曽町三岳に工房を構えている。
「今日は晴天だったので友人を誘い遊びに来た」とのこと。
友人曰く、「ヒーターもなく寒いし乗り心地最悪」
さすが芸術家の山下君。
この車は暗黒街の帝王 アル・カポネが暗躍するアメリカの禁酒法の時代に造られた車である。
ゴッドファーザーの時代である。後ろにマシンガンが乗っていてもおかしくない。
こんな車は滅多にお目に掛かれることはない。
所有者はよほどの変人であろう。500万円くらいしたとのこと。
変人であるから、いい仕事ができるのだと思う。
ショールームの前を通る車の注目を集めて、少々恥ずかしかった。
1時間ほど居て、またけたたましい音を立てながら帰っていった。
そういえば、薪ストーブの話は全然しなかった。(当社の薪ストーブオーナーなのに…)
T. Ito
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車のデータ:
1925年製(92年前) フォード社製 モデルA
排気量:5700cc
最低地上高:3~10cm
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他にも撮った写真をいくつか